人種差別の話
日本で生まれ育った日本人からすると人種差別っていまいちピンと来ないかもしれないけど、今アメリカで起きていることは未来の世界史に載るような歴史的な局面かもしれない…というかそうであってほしい
— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) 2020年6月4日
宇多田ヒカル on Twitter: "日本で生まれ育った日本人からすると人種差別っていまいちピンと来ないかもしれないけど、今アメリカで起きていることは未来の世界史に載るような歴史的な局面かもしれない…というかそうであってほしい"
ピンとこないッ!
そしてアメリカのこの運動は
いくつかの組織が絡んでいるようで
難しそうなので、触れないッ!
なので、
ヒカルパイセンが優しく問題提議してくれた件について
少し触れたいと思う
人種差別に対していまいちピンと来ないと思う
って彼女おっしゃっていますが
ぜーんぜんピンと来ない人がほとんどではないだろうか
外国人の友達がいるとか
海外で生活した経験がある方なんかは
ある程度理解はあるでしょうけど
欧米諸国では人種差別に対してとってもシビアだと
いうことは知っています
日本ではしばしば性差別が問題になるけれど
欧米のソレは日本のソレと比べようのない
深くて大きい問題みたいですね(知らんけど)
アメリカ映画でそういうシーンを見ても
なんでそんなに熱くなんのん?って思うこともあるし
ちょっと前に
日本兵に対する差別的シーンのある
戦時中のディズニーアニメを見ましたが
コミカルなタッチだからっていうのもあるんでしょうけど
何にも思いませんでした
そもそも日本に移民が少ないからというのもありますが
何にも思わないとか
ピンと来ないというのは
無意識に人種差別をしている可能性が
高いということだと思います
たとえば外国人ひとり含めたグループで
お寿司を食べに行くとして
あなたは寿司とか大丈夫なのん?とか
ハシとか使えるのん?とか言ってしまったら
差別的発言になってしまうんですよね
配慮のつもりでもね
少し前まで
顔を黒く塗ってR&Bを歌うとか
金髪のヅラに高い鼻を着けてモノマネをするとか
普通にテレビで見てた気がしますが
テレビマンはさすがにアンテナを張っていて
最近は全く見なくなりましたね
だがしかしその感覚は一般人に浸透しているかと
いわれれば全くしてないと思います
だから必要なのは
そのアンテナを一般人が張れるようにすること
ピンと来るってアンテナのことです
ヒカルパイセンはその感覚を
我々に教えてくれようとしているのです
芸能人がそういった問題に首を突っ込むのは
いかがなものかと日本ではいわれがちですが
今アメリカでは人気のアーティストやスポーツ選手などが
Black Lives Matterを掲げています
ぼくも大好きなウォーキングデッドの公式ツイッターが
それを掲げてフォロワーがめっちゃ減ったらしいけど
日本じゃ考えられないことです
ドラマ相棒が政治的発言をするようなものです
多分違います
でもアメリカじゃそれくらいあたりまえで
大きな問題ということなんでしょう
ヒカルパイセンは
そのあたりまえを私達に教えようとしてくれているわけです
彼女のいうとおり
もっと知ろうとするいい機会だと思います
ありがとうパイセン!
おわり