フカブロ

音楽とお笑いとたまに小言をおしゃべりします

人種差別の話


宇多田ヒカル on Twitter: "日本で生まれ育った日本人からすると人種差別っていまいちピンと来ないかもしれないけど、今アメリカで起きていることは未来の世界史に載るような歴史的な局面かもしれない…というかそうであってほしい"

 

ピンとこないッ!

 

そしてアメリカのこの運動は

いくつかの組織が絡んでいるようで

難しそうなので、触れないッ!

 

なので、

ヒカルパイセンが優しく問題提議してくれた件について

少し触れたいと思う

 

人種差別に対していまいちピンと来ないと思う

って彼女おっしゃっていますが

ぜーんぜんピンと来ない人がほとんどではないだろうか

 

外国人の友達がいるとか

海外で生活した経験がある方なんかは

ある程度理解はあるでしょうけど

 

欧米諸国では人種差別に対してとってもシビアだと

いうことは知っています

 

日本ではしばしば性差別が問題になるけれど

欧米のソレは日本のソレと比べようのない

深くて大きい問題みたいですね(知らんけど)

 

アメリカ映画でそういうシーンを見ても

なんでそんなに熱くなんのん?って思うこともあるし

 

ちょっと前に

日本兵に対する差別的シーンのある

戦時中のディズニーアニメを見ましたが

コミカルなタッチだからっていうのもあるんでしょうけど

何にも思いませんでした

 

そもそも日本に移民が少ないからというのもありますが

 

何にも思わないとか

ピンと来ないというのは

 

無意識に人種差別をしている可能性が

高いということだと思います

 

たとえば外国人ひとり含めたグループで

お寿司を食べに行くとして

あなたは寿司とか大丈夫なのん?とか

ハシとか使えるのん?とか言ってしまったら

差別的発言になってしまうんですよね

 

配慮のつもりでもね

 

少し前まで

顔を黒く塗ってR&Bを歌うとか

金髪のヅラに高い鼻を着けてモノマネをするとか

普通にテレビで見てた気がしますが

 

テレビマンはさすがにアンテナを張っていて

最近は全く見なくなりましたね

 

だがしかしその感覚は一般人に浸透しているかと

いわれれば全くしてないと思います

 

だから必要なのは

そのアンテナを一般人が張れるようにすること

 

ピンと来るってアンテナのことです

 

ヒカルパイセンはその感覚を

我々に教えてくれようとしているのです

 

芸能人がそういった問題に首を突っ込むのは

いかがなものかと日本ではいわれがちですが

 

アメリカでは人気のアーティストやスポーツ選手などが

Black Lives Matterを掲げています

 

ぼくも大好きなウォーキングデッドの公式ツイッター

それを掲げてフォロワーがめっちゃ減ったらしいけど

 

日本じゃ考えられないことです

 

ドラマ相棒が政治的発言をするようなものです 

 

多分違います

 

でもアメリカじゃそれくらいあたりまえで

大きな問題ということなんでしょう

 

ヒカルパイセンは

そのあたりまえを私達に教えようとしてくれているわけです

 

彼女のいうとおり

もっと知ろうとするいい機会だと思います

 

ありがとうパイセン!

 

 

おわり