フカブロ

音楽とお笑いとたまに小言をおしゃべりします

「FREEZE 2」の話

HITOSHI MATSUMOTO Presents FREEZEシーズン2

が公開されましたッ!

 

ドキュメンタルファンの私

もちろんこのシリーズも楽しみにしていました

 

どんな仕掛けを繰り出されても

氷のように固まって動くな!というシンプルな企画

 

前回と変わったところはチーム戦になった点です

 

感想をひとことでいうと

ちょっと後半退屈だけど、面白かった

 

です

 

以下少しだけネタバレを含みます

 

今回いい印象を持ったのは

格闘家の武蔵さんとみちょぱ

 

この2名はプレーヤーとしても強いし

武蔵さんは単純に顔が面白い

 

少し残念だったのはプレーヤーとして初参戦の

松ちゃんですかね

 

この企画は

めちゃくちゃにされているのに全く動かない

っていうギャップ・違和感が面白いものだと

解釈しているんですが

 

松ちゃんに限らず

結構みんなリアクションしちゃうんですよね

(芸人チームは特に)

 

もちろん動かずにはいられない部分もあるのでしょうし

 

思わずリアクションしてしまう所を

楽しむっていう見方もあると思うんですけど

 

普通にうぁぁ!とかリアクションされてしまうと

なんかそうじゃない感が出ちゃうんですよねぇ

 

もっと深くツッコむと、皆フリーズしているとき

ムッとした耐え顔をするでしょう?

 

あれも個人的には少し違うと思っていて

ムッとした耐え顔で熱湯や竹刀を耐えていても

それはギャップじゃないんですよ

 

もはやそれは普通なんですよ

 

アホ面くらいのポーカーフェイスでいてほしいんです

 

昔そんなバカなマンという

バナナマンバカリズムの番組がありました

 

ノーリアクション柔道という企画がありましてね

内容はざっくり言うと同じで

 

ただこちらは動くな!ではなくて

リアクションをするな!ポーカーフェイスでいろ!

というニュアンスだったんですね

 

MCの設楽さんにボコボコにされながらも

寝起きかのようなポーカーフェイスを貫く

日村さんとバカリさんは

それはもう最高に面白かった

 

だからノーリアクションの徹底と

出来ればカメラ目線も追加してほしいですね笑

 

あともうひとつ

今回は仕掛けのエグみが無くなっています

シーズン1でそのへん散々叩かれていたので

その対応だと思うんですが

 

これはシンプルにちょっと不満です

エグければエグいほどノーリアクションの

ギャップが大きくなるわけですから


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これ

前シーズンで

1番評価をもらっているアンチコメントなんですが

これを面白いと思う心理は、中高生が悪気なく弱者をいじってどこまで行けるか楽しんでいるようなイジメる側の心理とは完全に一致はしてる。

と冒頭で言っています

 

なるほど

痛め付けたり脅かしたりする映像で

笑わせる企画だと思ってしまっているんですね?

 

正直、見方や楽しみ方は人それぞれだと

フォローしてあげたい気持ちはゼロではないんですが

 

全然違います

完全に一致していません

 

番組でやったからイジメが冗長するといったような短絡化な事で批判するつもりはない。

と言っているのあたりある程度

俯瞰で見た上でのコメントなんだとわかるんですが

(文章がちょっとアレだけど)

 

鈴木奈々のリアクションとかボビーのリアクションは面白い。やはりリアクションは一般人に比べて芸人やタレントが秀でてる。正直我慢だけなら一般人でもできるのでユカイや諸星が面白いとは思わなかった。

 

ここで私は

全然ダメだこの人と落胆しました

(というかユカイや諸星を一般人としているの?)

 

でもこれが1番共感を得ているコメントなんですよね

 

自分の感覚が歪んでるのかなぁって

不安になったりします(多分そうなんだな?)

 

でも

ネットの世界にどっぷり浸かりすぎちゃうと

こうゆう感覚になってしまうのもわかります

 

理不尽とかコミュニケーションの歪みの中から

楽しさを見出だすみたいなことって

ネットの世界にはないものだもんなぁ…

 

話がだいぶ反れました

 

チーム戦になったことで要素として追加された

ガヤとかも含めて楽しく見れるので

(私の感覚がズレていなければ)

お酒でも飲みながらぜひ見てみてください

 

 

ちなみに

そんなバカなマンのパシフィックヒムという企画も

最高だったので見てください笑

おわり