ナイキの話
どうもJYパークです
先日アディダスとプーマに関する記事を書きました
このたぐいの一流企業同士が
実はこんな関係性だったんですみたいな話は
結構好きなんですけれども
なんと世界のトップスポーツブランドのナイキと
日本のトップのアシックスも強めの縁があるんですね
軽く触れていきましょう
ナイキの創始者フィル・ナイトさんは
大学でビジネスの勉強をしながら
陸上選手として活躍していたそうです
1963年に大学の卒業旅行で
日本に立ち寄ったフィルさんは京都の商店で
オニツカタイガー(現アシックス)の
シューズを見かけます
以下フィルさんの心情です
なんやコレ
むっちゃええクツやん
軽いのに丈夫そうやな
…え?
むっちゃ安ない?
ホンマなんコレ
ニッポンで作ってるん?
うわエグ~!
ニッポンの技術エグ~!
その後すぐに鬼塚商会の本社を訪ねて
販売委託契約を取り付けることに成功したのです
そしてブルーリボンスポーツ社を創業し
アスリートを対象として事業を拡大していきます
それと同時に製造の技術力を学び取りながら
全米でウケる商品のアイデアをオニツカに提案し
やがて「コルテッツ」というヒット商品を生み出します
やがてブルーリボン社はオニツカからの独立を目論み
1971年に新ブランド「ナイキ」を設立
設立にあたりオニツカの技術者を大量に引き抜き
さらにはオニツカのライバルであるアサヒシューズに
製造委託を行い、製造販売を開始しました
鬼塚さんからすれば裏切りに近い行為といえますね
以下オニツカさんの心情です
ファッ?!
そしてもう一つ、大きなモメ事となった事件があります
簡単にいうとヒット商品「コルテッツ」の権利問題
ナイキ社を設立してから同型の
「ナイキコルテッツ」たるものを製造していたんですね
そしてその商標を奪うべくして訴訟を起こします
結局オニツカ側が折れて1億数千万の和解金を
支払ったのでした
ざっくりいうとこんなかんじです
まぁ経営なんかはシビアな世界なので
仕方ないかな~と思いますけども
日本の技術無くして
No.1スポーツブランドは生まれなかったと考えると
なんだか誇らしいですよね
ちなみにナイキもオニツカも持ってないです
物欲が高まりましたので
スニーカーネットサーフィンしたいと思います
さようなら