ジョンウィックの話
ジョンウィックって知ってますか？
キアヌリーブス主演2014年に初公開
チャドなんとかさんの初監督作品です
私、ガンアクションが好きで
この映画も5本の指に入るくらいツボなのです
昨年公開された3作目が配信されていたので
このタイミングでご紹介したいと思います
一言でいうとよくある
カーチェイスから始まるスタイリッシュ系の
無敵ドンパチ映画です
アクションとしてももちろん魅力的なんですが
演出とかアクションシーンがとにかく面白い
色んな意味を含んだ"面白い"です
以下あらすじです
元凄腕殺し屋のキアヌ
引退して郊外で平和に暮らしていました
ある日マフィアの下っ端に絡まれます
「良い車乗ってんな！くれよ！」
キアヌはそれを拒否。マフィアは後日
その腹いせにキアヌの自宅に侵入し
車を奪い、抵抗した愛犬を殺します
キアヌは復讐に燃えて封印していた武器を手に取り
ロシアンマフィアのアジトに侵入する…
こんなかんじです
一般の方のレビューを見てみると
復讐の動機が弱いとか言われてるんですけれど
そのとおりだと思います
が、それでいいんです
この映画はそれ一本でここまでやる？っていう
思い付いたアイディア全部やってみましたっていう
そんな映画ですから
車奪われて犬殺されたから
ロシアンマフィアに乗り込んで殲滅する
っていう軸が一本あればいいんです
好きなところはたくさんあります
1.必ずヘッドショットで殺す
胴を撃って瀕死にしたとしても
必ずヘッドショットでトドメを刺します
１人に対して2発以上打つことがほとんどなので
撃ち合いのシーンはとてもリズミカルです
2.ちゃんとリロードする
よくある銃弾無限のガンアクションではありません
弾薬もきちんとポケットに忍ばせておくし、
リロードするシーンも惜しまず見せてくれます
たまにモタついたりするのですが
とてもリアルでヒヤヒヤさせられます
3.動きがちょっとニブい
引退して5年という設定なので
リアリティを追求しての演出なのか
身体も締まってないし、ニブいです
単純に歳だからっていう意見もありますね
正直キレたアクションが見たい…！
4.死なないけど、そんな強くもない
上記の3と類似しますが
ちょいちょい撃たれるし、刺されるし
モブキャラにボコボコにされることもしばしば
リアルな殺し合いってそんな簡単じゃないよ！
ってゆう監督の意図がひしひしと伝わります
5.これやりたかったんだろうなぁ…
っていうシーンをわかりやすくやる
この映画を一言で表すと
「監督の意図わかりやす映画」です
これやりたかったんだろうなぁ…っていうシーンを
常識の範囲の2.5倍くらいやってのけます
分厚い本を武器にして大男を倒したり…
6.キアヌが犬好き
要所要所で従える犬を愛でるキアヌがかわいい
その犬も何とも言えぬ可愛くなさでかわいい
7.音がいい
たくさんの種類の銃を使い分けるのですが
それぞれ異なった銃声が聴けて楽しいです
ヘッドホンで視聴するとかなりエキサイティング
ガンマニアの方にはたまらないと思います
好きすぎて多くなってしまいました
続いて好きなシーンをご紹介します笑
1作目の後半
犬を殺したマフィアの下っ端を追いつめるシーン
下っ端「たかがあんなイヌ 頭バーン！！」
の後のキアヌの顔
シビれるの一言です。そこだけでもぜひ見て欲しい
2作目の中盤
ライバル的殺し屋と地下鉄を舞台に撃ち合うシーン
一般人の間を縫ってサイレント銃で撃ち合うのですが
平然を装ってプシュ、プシュと鳴らしながらの
殺し合いはなかなかシュールです
3作目の前半
逃げ込んだ武器屋的な場所で
中国マフィア軍団と闘うシーン
棚のガラスを割ってナイフを投げる投げる
ナイフを投げる投げる投げるとにかく投げる
棚のガラスを割ってナイフを投げる投げる
体感3分くらいやってるんじゃないかっていう
個人的ベストアクションシーンかもしれません
はい
なんとなく伝わったでしょうか
アクション映画の醍醐味である
スピード感、迫力、爽快感など
他の映画に比べてここが長けているっていう部分は
正直思い付きません
しかしこの画が撮りたいんだ！っていう
パワープレー感は突出していると感じます
そんな部分なぼくの心を掴んで離さないわけです
4作目の公開も決まっています
この機会にぜみ見てみてはいかがでしょうか！
