こんばんは
FUKAちです
1997年結成のヴィジュアル系バンド
ムックの初期メンバーでドラムの
SATOちが脱退を発表しました
個人的には2016年に解散した
ギルガメッシュの時と
同じくらいの衝撃であります
彼は見た目もかっこいいし
愛されキャラでとても好感をもっていました
ドラマーとしては
たまにリズムの狂う人間味もありながら
重くてかつヌケのいいスネアやタムの音が
結構好みでした
今回は脱退ついて思うことと
SATOち作曲のおススメをご紹介したいと思います
脱退理由や今後などが気になったので
5日発売の音楽と人のインタビューを読みました
簡単にいうと
ムックの進化についていけず
自分の限界を感じてしまった
といったところでしょうか
たしかに2007年くらいから音楽性が
一気に多様化していき
特にドラムの変化が一番大きかったように思います
ここ数年はメタルコア的リズムの曲が
かなり多くなってきて
これライブで出来んのかなぁと
不安になるようなハイレベルなドラムが
アルバムの多くを占めるようになっていましたね
実際のところ、
2016年のツアーや2019年のアルバムレコーディングで
思うようなプレイが出来なかったことが
きっかけとなっているようです
記事を読むと、長い事苦しんでいたようですね
バンドにおいてメンバーの脱退は
決して珍しいことではないですが
技術的な面での脱退は珍しいと思います
それほど高いレベルを要求していたんでしょうね
(リーダーが)
そして気になる今後なんですが
なんと音楽から足を洗うらしい…!
なんという決断でしょう
インタビューによると
仕事はこれから探すとのことだったので
現在はアテのない状況なのでしょうか
音楽業界にはぜひ残って欲しいところです
(なんとなく)
そんなSATOちさんのドラマーとしての部分に
触れていきましたが
コンポーサーとしても素敵なのです
決して曲数は多くないですが
彼の書く曲の特徴はとにかくキャッチー
昭和歌謡テイストの曲が得意な彼らですが
その中でもポップ寄りのメロディを書かせたら
抜群のセンスと発揮します
キャラクター的にも作曲的にも
ポップ担当といったところでしょうか
そんなSATOちですが
最新アルバム「惡」にて珍しく作詞をしています
脱退を意識してからの作詞作曲でしょうから
何か思うことがあったのでしょうか
以下は「神風 Over Drive」という曲の歌詞の一節ですが
(とってもタイトルはダサいですが)(それがイイ)
今改めて聴くとグッと来るものがありますね
可能性なんて0になったってI don't know
そんなつまんねぇことに悩んでる暇はない
何光年だって何秒間だってそんな歌を歌って飛ばして
さあ 行こうな 未来へ
はい
それではおススメのSATOち曲をご紹介して
終わりたいと思います
ザ・歌謡曲メロディなミドルバラード
エモーショナルなボーカルと
哀愁漂うギターのクリーントーンが
琴線をつつきまくる名曲です
ラルクのkenさんプロデュース
ムック史上トップクラスの明るい曲です
これもポップロックのお手本のようなアレンジ
とっても前向きな歌詞に風通しのいい
カラっとしたサウンド
ストリングスの聴いた重厚なバラードも
もはや珍しくないですが
ここまでストレートなメロディは
miyaくんの曲にはない個性ですね
最近の曲では人気も高いバラードです
SATOちのパワフルかつグルーヴィな
ドラムを感じながら
ぜひとも聴いてください
それでは